巡礼路上の主要都市、レオンには2泊しました。
レオン大聖堂
ステンドグラスが見事だとの評判の大聖堂ですが、下の写真では表現できない多数の美しいステンドグラスがあります。
およそ12世紀から作られ始め、増改築を繰り返したようですが、この巨大で美しい施設がなぜ世界遺産でないのか不思議です。
登録しなくても観光客はそれなりに来るし、逆にオーバーツーリズムになるよりいいのかもしれません。
ガウディの建築物(カサ・ボティネス)
バルセロナ以外では珍しいガウディの建築物。大聖堂の近くにあります。ぱっと見、外見はどこがガウディらしいのか素人の私にはあまり分かりませんでしたが、玄関口上部にある彫像の騎士がドラゴンを退治しているさまが、いかにもという感じです。
もとは、金融機関だったようですが、現在ガウディの博物館となっており、家具や調度品なども展示されていて、それらにはガウディらしさが伺えるものが多数あります。
親子丼
レオンの街を歩いていると、数件の日本食レストランがありました。店の名前は「TORO TORO SUSHI」や「ASIAN FOOD UDON」など。ここまで、日本を離れて二十日ほど、せっかく都会にきたこともあり、ちょっと日本食を味わおうと「UDON]に入りました。
店内は、日本酒の樽が多数並べられ、いかにも和風をアレンジしています。厨房にはちょっとアジア系が混じったような顔立ちのかたがいたので、ジャパニーズかと聞くと違うとの答えでしてたが、それっぽい人を採用したのかもしれません。
注文したのが”Oyako Don”10.95€、ご飯の上にのっているのは、チキンカツ、これを細切りにして、炒り卵のような卵がかけられ、さらに(おそらく)中濃ソースがかけられていました。それなりに美味くもあり、鶏肉と卵、親子丼で間違いはないのですが、あきらかに日本風親子丼ではありませんでした。
パラドール
レオンの街をうろつき下調べなく何気なく、行きついたのがいかにも王宮のような施設がありました。
中に入るとレセプションがあったので、博物館の入場窓口かと思い問い合わせると、”リザベーションはありますか。”と、女性スタッフからの逆に質問されました。
かつての修道院を活用した五つ星ホテル、「ホテル サン マルコス」パラドールでした。
ホテルの中は見れませんでしたが、礼拝堂を併設しており、これだけでも荘厳さが伝わってきます。
まちの名前のとおり、レオン(ライオン)がまちのあちこちに出没します。