都会では連日35度を超える猛暑のさなか、20人ほどのパーティで一部富士山を仰ぎ見る山を越え、青木ヶ原樹海を横断しました。
富士河口湖町を横断する国道139号(東京方面)から、左前方に曲がる県道冨士宮鳴沢線に入り数キロ、先客の車が多数とまるところにマイクロを横付けし、まずは本栖風穴を目指しました。
最近はとんと聞かないのですが、青木ヶ原樹海というとおよそ負のイメージで流布されていました。入ったが最後コンパスは働かないので出られない、がゆえに自殺の名所、白骨死体があるのでは、携帯の電波が通じない、等々。と思う方も多いのでは、しかし、本栖風穴は天然記念物で、しっかりとした道ができています。コンパスもはっきり、なにより今はGPS、以下のコースのとおり迷いたくても迷いません。
以下にご紹介する大室山山頂では、いつもの日課、大谷さ~んの活躍をスマホで確認できました。
また、予定では5時間の山行であったので、長時間であり、熱中症の心配が頭をよぎりましたが、そこは樹海、道中ほぼ木々や苔むした緑に覆われ、さほど暑さを感じませんでした。
まあ、杞憂であった、ということです。
本栖風穴
延長は494.3m、富士北麓では最長と隣の掲示板にあります。これによれば入り口など崩落が見られ、現在は入洞禁止。風穴に入れば、涼を味わえると思っていたが、残念。
風が奥から吹いてくるのか、と期待しましたが、あまり感じられませんでした。
大室山
大室山は標高1468m、以下のコースの上空からの写真のとおりきれいな等高線を描く富士みたいな独立の山、かさぶた程度ですが。
火山活動の名残でしょうか、巨木がそのまま焼け落ちたような空洞ができています。
忘れ物
今回のコースに落ちていました。お遍路のような表記があります。いわく付きでなければいいのですが。
今回は、以下のコースのとおり。ガーミンのInstinctとそのアプリで再現したもの。