Quantum of Treks

タダより安いものはない。歩けばそこに報酬(Quantum)あり。

カミーノ DAY5 パンプローナ→プエンテ ラ レイナ(Pamplona→Puente la Reina)

パンプローナ(の郊外のシスル・マヨール)から次の宿のプエンテ ラ レイナ(puente la reina)までは約20㎞。余裕の行程です。

シスル・マヨールの宿は少し巡礼路から離れていました。南東に1㎞ほど歩くと巡礼路に復帰します。

スペインの巡礼路は地平線をみるかのような、一目見ていつまで続くかわからないような道があります。いつかは終わるのですが、あまり考えないことがいいようです。

先が見えない巡礼路。

 

巡礼者のケルン

巡礼路の要所〃〃に巡礼者の思いを書いた石や紙のメッセージが張り付けてあったり、ぶら下がったりしています。中には写真もあります。巡礼は各自深い思いがあるように思えますが、単なる落書きもあるようです。欧米人のふり幅についていけないでいました。

巡礼路の要所には巡礼者の思いをゆだねたものがあります。

 

ぺルドン峠

貝印の道標に従いしばらくすると上り坂が続き、少しずつ傾斜が急になります。2時間ほど登ったころ山の稜線に並ぶ風力発電の風車が見え始め、そして、突然眼下に平原を見下ろす峠が現れます。峠には影絵のようなモニュメントが並べてあります。ちょうど休んでなにか口に含みたいと思うころあいでした。

ぺルドン峠

よく見れば、前面は舗装道路。苦労して登った道は、実は来ようと思えば車で来れるところだったわけです。

そしてバスが、でかいフードトラックがあるではないの。ジュースにコーラにバナナ。お値段は下界のお店の5割増し、巡礼者が欲するところに商売あり、というところです。

峠のフードトラック

峠の反対側には、ストーンヘンジのようなモニュメントが、実は、中心の石から各方向への都市を示す観光地にありがちなものでした。

一見して、ストーンヘンジ

オバノス

プエンテラレイナの少し手前の集落

オバノスの教会

プエンテ ラ レイナ 

街の巡礼路のメインストリート

プエンテ・ラ・レイナサンティアゴ エル マヨール教会

プエンテ ラ レイナの宿泊は、アルベルゲ サンチャゴ アポストル(Santiago Apostol)。少し離れたところにあるとの情報はあったのですが、なかなか見つからない。結局、学生風の住人に尋ねやっと判明。巡礼ルートから少し離れた丘の上にありました。グーグルの地図にはキャンプ場との表記でした。

チェックインのカウンターに行くと愛想のいい黒人男性の担当者がカタコトの日本語で迎えてくれました。へたくそでも歓迎感があって、ちょっと安堵するのです。