プエンテ ラ レイナからエスティ―ジャへの巡礼路ではブドウやオリーブ畑が多くみられました。この時期、多くのブドウはたわわに実らせていましたが、ついぞこれを収穫している風景を見ませんでした。
オリーブの木に多くの短冊がぶら下げられていた。
水やお菓子を提供する休憩所。
エスティ―ジャの少し手前のビリャトゥエリュタの橋
エスティ―ジャの入口エステラにある聖墳墓教会。ファサードが素晴らしい。
無駄話
エスティ―ジャのアルベルゲ(宿)に2時半ころ到着し、街を見物後ちょうど夕食のころあいとなったので、近くの小さなバルに入ることとしました。20人も入ればいっぱいになるバルです。セットメニューが13€とまずまずリーズナブルでした。
このディナーセットを注文すると、お店のお姉さんが小道具をもってきました。フードコートで料理の完成をお知らせするブザーです。お姉さんは、これはブザーが鳴って、ぶるぶる震えてと、使い方を一生懸命英語で説明しました。私は、アイシー、アイシー、と答えていましたが、お姉さんがいるカウンターの真正面の席でしたので、なくてもいいのにと思っていましたが。予想通り料理が出されるときはブザーがなることはありませんでした。
メインの料理がだされたころ、お店の入り口付近で3名の男性が、このお姉さんと話し始めました。店の奥に少し席があるのに入る様子もありません。テイクアウトを依頼したいのか、と思いましたが、ずっと立ったまま話し込んでいます。20分ほど経つと私も出された食事は食べつくしました。残すところデザートです。しかしお姉さんは話しっぱなし。入り口付近で動きません。雰囲気から旧知の仲ようにも見えません。なにか厨房に依頼するそぶりもありません。
”オレのデザートに気付いてくれ。”。。。やむなくかれらの話に割って入り”デザートをお願いします。”と伝えました。
その後もまだ話していました。別にけんか腰でないのでクレームとも思えない。さらに10分ほど見ていましたが、店を出るまで進展がありませんでした。
こうした様子を見て、スペイン人は、なんで客をほっぽいて要らん話するのかね。と私は思うのですが、この後もいろんな場面でこのようなのんびりした場面に遭遇します。しかし、大概の巡礼者や客はこんな場面でも動じないのですね。日本人が困ったもんなんでしょうかね。