入ってすぐお迎えくださるのが小太郎君。
一般人も入館出来る大学付属博物館。ちょうど新入生へのオリエンテーションでしょうか、かれらとかち合い図らずも先生の解説を聞くことになりました。
1階の顕彰記念室では、コレステロールを下げる薬スタチンを開発した遠藤章栄誉教授の功績を紹介している。なんでもノーベル賞候補に複数回なり、この建物で記者会見の待機もしたのだとか。ノーベル賞は遺贈がないので受賞があるまで元気でいただきたいものです。
2階の繊維関係の資料室では、先生が新入生(8人ほど)に対し綿の実から繊維を繰り出す機械の説明をしていた。「これは、非常に画期的で便利なものなのですが、日本人は器用ですのですぐ真似して作る人が出てきた。これを規制しようとして、日本で初めてある制度がつくられたと言われています。(諸説あり)それは何?」と先生が生徒に問いかけるが答えがでない。「特許」です。まちきれず先生が答えました。
ごらんのように繭には多くの種類があります。
展示されているもののなかで、ひとつサイズ的に極端にでかいものがあり、これが以下の写真の左です。全長50㎝あるようで。鷲くらいの成虫が生まれるのでしょうか。