神奈川県立相模原公園です。
相模原公園は、鉄路ではJR相模線原当麻(はらたいま)駅から徒歩20分ほどでしょうか、JR横浜線の古淵駅の中間にあるので、おそらく車でくることを想定しているのでしょう。駐車場もたくさんあります。
施設は趣向が凝らされており、よくある芝生広場はフルサイズのベースボールができるくらいの広さ。
水梨月園と称する水辺は100種約2万株の花しょうぶ園、あいにく当日はわずかに紫色の花が10株程度が咲いていましたが、開花期は5月末から6月末が開花の季節とのこと。
5月末に再訪すると7割くらいが咲いていました。
芝生広場の北部には、噴水広場があり近寄ると高く上がった水が風で分散され、ミストのようにからだを覆います。
長く連なる噴水の水辺の先に、サカタのタネのグリーンハウスがあります。グリーンハウスは温室ですね。温室の入場料は大人100円。(チケットを買ったことを確認する人がいなかった。)温室の中には、南国の日頃見ることができない独特のものや、観葉として少しだけポピュラーな”モンステラ”や”モンキーバナナ”などもら情趣があります。
施設の一部には映像コーナーがあり大きなスクリーンで近辺の小鳥などを紹介していました。出入り自由の映画館はすっかり体を休める空間となっている模様でした。
県立公園と接続する"市立相模原麻溝公園”には”グリーンタワー”という展望台があります。エレベーターは地上より38mまでお連れするのですがタダです。周囲がかなり平坦な土地にあるのと近年高層マンションが増加してきたこともあり、町田市や橋本などがはっきりわかります。
また、ここには県営・市営の公園に囲まれて女子美術大学があります、その一角には女子美アートミュージアムがあり期待していたところですが、当日はお休み、残念。ただ、芝生広場と噴水広場の間の細い通路に、現代彫刻の作品が点在していました、作者が女性的名前であったことから、女子美のOGでしょうか。